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インビザラインのアライナーができるまで

  • 2019年3月28日

 

インビザライン治療に欠かせない透明なマウスピース「アライナー」。

 

アライナーはひとりひとりの歯の形、歯並びに合わせたオーダーメイドのため、最初から用意されている既製品ではありません。

 

では、アライナーはどのように作るのでしょうか?

 

①精密検査と診断

 

口の中の状況を詳しく知るため、歯型やかみ合わせ部分の型取りを行います。そのほかに顔の写真、口の中の写真を撮ります。担当医の診断内容と、写真や型のデータを、アライナーの製造元であるアメリカのアライン・テクノロジー社に送ります。

アライン・テクノロジー社とのやりとりは全てインターネットを通じて行われるため、タイムラグが少ないのが特徴です。

 

②データをデジタル化

 

アライン・テクノロジー社では送られてきた①のデータをデジタル化する作業を行います。患者データをスキャンし、デジタル化した後、歯列を精密に再現したデジタル3D画像を作ります。最近では歯型を直接スキャナーでデジタル3D情報として読み取れる機械もあり、その機械を使った場合は、お口の中のデータをすべて瞬時にアライン・テクノロジー社に送ることが可能です。

 

③治療シミュレーション作製

 

コンピューターに取り込まれた②のデータは、日本の担当医から申し送りのあった治療計画に基づいて、治療のシミュレーションを作るために必要な3D画像に変換されます。正常な歯並びに向けて、治療の始まりからゴールまでの歯の移動について、シミュレーションが行われます。このとき、歯を抜く場合と抜かない場合など複数のシミュレーションを作ることもできます。

歯が動く治療計画を動画で確認できるシミュレーションを「クリンチェック」といい、クリンチェックは①から最短3週間ほどでインターネットを通じて担当医のもとに届きます。

 

④シミュレーション結果の確認・説明

 

シミュレーションの結果を動画でお見せしながら、患者さんに説明します。概ねの治療期間などもこの段階で説明します。患者さんの要望を再度確認しながら治療計画の最終決定を行っていきます。

 

⑤アライナー作製

 

治療計画が決まり、担当医の承認が出たら、アメリカでアライナー作製が始まります。最新のCAD/CAM技術を用いて歯の移動を段階的に再現するモデルを作ります。モデルを元にアライナーをひとつひとつ作り、研磨・殺菌消毒を経てパッケージされていきます。アライナー一式は④の後の依頼からおよそ10~15日でクリニックに届きます。

 

これでようやく患者さんの手元にアライナーが届きます。アライナーは治療期間中ずっと装着しておくものなので、どのような過程を経て手元にあるのか知っておくのも大切です。

  • この記事の監修者

    港スワン歯科・矯正歯科 矯正医
    梶 敬太(カジ ケイタ)

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